免震構造設計・耐震診断 Seismic Diagnosis

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建物の構造設計の考え方

①耐震構造設計 ……
建物の堅さと強さで地震に抵抗します。
②制振構造設計 ……
建物内に配置したダンパー(制振部材)で地震エネルギーを吸収します。
③制振構造設計 ……
アイソレーター(絶縁体)で建物を浮かせ、ダンバーで地震エネルギーを吸収するのでゆっくりとした揺れになり、直接建物にゆれを伝えないような工法で、 2次災害(建物被害・家具などの転倒や破損)を抑え、安全確保が可能です。また、大地震発生後も建物を使い続けられるようにするのが免震の目的です。足元は水平方向に大きく動くため、あらかじめ建物が動ける隙間を用意する必要があり、免震EXPを取り付けます。
初期投資はやや高めとなりますが、高い耐震グレートを保つ事になります。(制振部材)で地震エネルギーを吸収します。

シャトーの免震工法

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建物と基礎の間に設置される免震装置は、特殊なゴムと鋼板を交互に重ねた構造で、
建物の荷重をしっかり支持し、地震発生と共に水平方向に力が加わるとゴムが柔らかく反応し、
地震の揺れを大幅に低減します。

南海トラフ大地震

〜備えはできていますか?〜

※ 昨今、免震構造の建築設計の相談が多くなっております。
当社では、免震設計の実績があり、芸予地震の際も損傷が全く有りませんでした。

愛媛の分譲マンションでは、
初めての免震設計
★日本建築センターの免震構造評定
★建設大臣の認定
という厳しいチェックを経て建築しました。

ロージュ道後
住 所:愛媛県松山市石手3丁目甲469-1
構 造:RC造15階
面 積:3,600㎡
竣工日:H10.6

耐震診断・耐震改修

1.耐震診断とは?
建物の設計において、地震力に対して安全に設計することを、
「耐震設計」といい、その基準を「耐震基準」といいます。

※ 現在は「新耐震設計基準」に基づいて設計されています。
住宅やビルは、地震に対してどの程度被害を受けにくいか、と言う地震に対する強さ、「耐震性」の度合いを調べることが「耐震診断」です。
「新耐震設計基準」を満たさない建物については、
積極的に「耐震診断」をして、改修されることを、お勧めします。

《主な流れとして》
01.

予備診断(現地目視調査)

・設計図書の有無の確認
・建物の履歴の確認
・耐震診断の確認、方法の確認
・耐震診断見積書の作成
02.

耐震診断の必要性 有・無

03.

現地建物調査

図面との照合
・目視調査(ひび割れ、変形、老朽化)
・材質調査(コンクリートの中性化・強度試験)
04.

耐震診断

・調査結果に基づいて
1次、2次、3次診断を行ない判定をします。
※結果が安全であれば、そのまま使用、問題があれば、耐震改修工事を行ないます。
2.耐震改修とは?
耐震改修方法には、
①鉄骨によるブレース補強(筋交を入れる)
②耐震壁の新設(壁を新しく作る)
③柱を炭素繊維で補強する(柱の補強)
などにて、改修を行っていきます。